演者紹介
月岡祐紀子(つきおかゆきこ)
民謡歌手・瞽女唄奏者
幼い頃より民謡、三味線を学ぶ。高校生の頃に瞽女唄と出会い、瞽女さんとの面会、資料を求めて10年間新潟に通い交流を重ねる。(大学卒業時、瞽女さんと同じ歩き旅をしようと三味線を奉納演奏しながらの四国八十八箇所歩き遍路を行い、その様子がドキュメンタリーとなり放送文化基金賞出演者賞受賞。)
民謡歌手としてNHK「民謡魂」等出演、アニメ「サムライチャンプルー」で瞽女唄を担当。学習院大学、神奈川大学「日本の伝統芸能」講師。各地で民謡、瞽女唄のコンサートを行うほか、一子に恵まれてからは乳幼児向け和楽器体験イベント等も主催する。第44期NHK邦楽技能者育成会修了。
・ホームページ: http://www.gozeuta.com
志人/sibitt
独自の音声言語と韻律の探求により声ならぬ聲で空紙-そらがみ-に新しき星座を編む諷詠の人。
音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の語り部等、分野を超えた活動は多岐にわたり、言葉と音の源流を遡上する芸術活動を行なっている。各地の海山を遊行し、”をと”を採集、卜骨や獣骨をはじめとする自作楽器に息を吹き込み、客星が奏でる言語表現の未踏の領域へ”懐かしい未来”の旅を続ける。
国立民族学博物館 創設50周年記念特別展「吟遊詩人の世界」にて “うたが生まれる心の小道”の展示空間を担当。
・Blog Wheres sibitt?: sibitt.exblog.jp
・Facebook: 志人/sibitt (降神, TriuneGods, TempleATS)
・TempleATS: templeats.net
・8 ∞: 88project.info
photo by Kosuke Mori
演者紹介
針山愛美(はりやま えみ)
バレエダンサー
ボリショイバレエ学校を首席で卒業。モスクワ音楽劇場バレエ団、ボストンバレエ等を経て、ベルリン国立バレエで活躍。レニングラード国立バレエに招かれ主演するなど世界各地でゲスト出演。モスクワ国際バレエコンクール特別賞、パリ国際銀賞、ニューヨーク国際銅賞等受賞多数。プロデュースも手掛ける。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団と共演。吹田市の国際交流大使、豊中市立文化芸術センター舞踊部門プログラムディレクター、淡路島ユネスコ協会理事。「Awaji World Ballet」を立ち上げ芸術監督をつとめる。『情熱大陸』、『NNNドキュメント』、NHK総合ドキュメンタリー番組に出演。神戸女学院大学元客員教授。国内外でバレエ講師やコンクール審査員。著書に『世界を踊るトゥシューズ―私とバレエ』(2018年、論創社)。
・ホームページ: https://www.emihariyama.com/
世襲の吟遊詩人アズマリの出自を持つアスラット・ボセナ。クラール奏者デメトロス・エマワイヨ。今、エチオピアで最も注目される気鋭の楽師2名によるパフォーマンス。
演者紹介
Asrat Bosena アスラット・ボセナ
(マシンコ/擦弦楽器)
アムハラ州ゴンダール出身。エチオピアの吟遊詩人アズマリの家に生まれ、幼少期よりマシンコ演奏をなりわいとする。アジスアベバに上京後、様々なバンドを渡り歩く。同時にソロ・アーティストとしても活動。2015年にリリースしたウェディングソングがエチオピア国内で大ヒットする。海外公演の経験も豊富である。
Dimetros Emawayew デメトロス・エマワイヨ/Krar
(クラール/竪琴)
アジスアベバ出身。エチオピアで今最も注目される“革新的な”伝統音楽楽団MOSEB BANDのメンバー。今日、多くのクラール奏者たちがエレクトロニック・クラールを奏でるなか、敢えてアコースティック・クラールによる演奏にこだわりを持つ。欧米のジャズミュージシャンをはじめ、日本の民謡バンドとのコラボレーションも行う。
※諸々の事情により、当初予定していましたHaddinQo(マシンコ)とTasew Wendem(笛)にかわり、上記2名が公演を行うことになりました。
演者紹介
Ka(カー)
a.k.a Educated hooligan, oligarchy of rhymes
2006年より、首都ウランバートルにて、モンゴル・ヒップホップ界でその名を知らぬ者のいない「Click Click Boom(クリック・クリック・ブーム)」の一員として活動を始める。活動の目的は「1+1=1, union of human」。モンゴル最大の野外音楽フェスティバル「Playtime Festival」では、Streetzステージのキュレーターを務めている。
2007年「educated hooligan」、2010年「Арга билэг / YingYang」、2017年「MoneyMoves」、2022年「Crimes n Poetry」といったアルバムを発表してきた。
・Instagram:https://www.instagram.com/maskofka/
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“In Mind" from the Album "Crimes n Poetry" 2022
不正を見ながら目を閉じ 耳を覆い それを無視する…
そんなあなたと私は
刑務所に入れられるべき自由な犯罪者
Хогийн зүйлийг хараад нүдээ аниж, чихээ дарж, үл тоож байгаа
Чи бас Би : Эрх чөлөөтэй гэмт хэрэгтэн...
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"Arga Bileg" from the album "Arga Bileg" 2010
私とあなた
あなたが和解すれば 私たちに彼らが加わったら
力を合わせた「巨大な我ら」となる
Би бас чи эвлэрвэл Бид
Бид бас тэд нэгдвэл Бид хэд, хамт, чанга...
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"Respect Your Soul" from the Album "Crimes n Poetry album" 2022
輝く小さな白い点 集まれば魅力的になる 夜空を覆う星が如く
我は人生を好み 人生は我を包む
あなたの意見や世界観があなたの魂や性質から芽ばえているのなら それで良い
それが良いものであっても悪いものであっても
それをありのままに尊重しよう Respect your soul
Тэртээд гялалзах жижиг цагаан цэг
Олуулаа байхдаа гайхамшигт
Шөнийн тэнгэрийг бүтээдэг шиг...
Би амьдралд хайртай
Амьдрал надад хайртай
Чиний үзэл бодол, ертөнцийг харах үзэл чинь сүнс, мөн чанараасаа ургасан бол сайн, муу сайхан муухайтай нь байгаагаар нь хүндэтгэе.
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演者紹介
Nalika(ナリカ)
幼少よりバレエ、ピアノに勤しみ20代前半ヨガに出会いインドへ。その後映画『Latcho Drom』に出会い、冒頭で見た踊りと音楽に心を奪われる。2009年よりそのシーンの舞台となったインドラージャスターンへ行き、毎年長期滞在しながら現地のカルベリヤダンサー、楽師マンガニヤールと多くの時間を過ごし踊りと音楽を学びながら現地の数々の公演に出演。大阪を中心にクラスやショーを企画し、ラージャスターンの踊りと音楽の素晴らしさを広め続けている。
・ホームページ: https://www.nalikalotus.com/home
演者紹介
ニャマ・カンテ Nyama Kante
ギニア生まれ、コートジボワール育ち、東京在住。
マンデ民族、グリオ(伝統的語り部)出身の歌手。
1989年からアビジャンのミュージカル劇団<コテバ>で活躍。
1993年から三人組コーラスグループ<レ・ゴー>で本格的な歌手活動を開始し、アフリカ、欧米などをツアーしてまわる。
1996年に文化人類学者、鈴木裕之と結婚し、1998年に来日。コンサートやワークショップを通してアフリカ音楽の普及に努めている。
2008年には日本でアルバム『ヤラビ』を発売。
鈴木裕之 Suzuki Hiroyuki
文化人類学者。国士舘大学教授。
アフリカの音楽と文学を研究。
コートジボワールのアビジャンにおけるストリート音楽(レゲエ、ラップ)、マンデ民族のグリオによる音楽と現代作家による小説の研究をすすめている。
著書に『ストリートの歌:現代アフリカの若者文化』(世界思想社)、『恋する文化人類学者:結婚が異文化をつなぐとき』(角川ソフィア文庫)、編著書に『アフリカン・ポップス!:文化人類学からみる魅惑の音楽世界』(明石書店)がある。
演者紹介
志人/sibitt
独自の音声言語と韻律の探求により声ならぬ聲で空紙-そらがみ-に新しき星座を編む諷詠の人。
音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の語り部等、分野を超えた活動は多岐にわたり、言葉と音の源流を遡上する芸術活動を行なっている。各地の海山を遊行し、”をと”を採集、卜骨や獣骨をはじめとする自作楽器に息を吹き込み、客星が奏でる言語表現の未踏の領域へ”懐かしい未来”の旅を続ける。
国立民族学博物館 創設50周年記念特別展「吟遊詩人の世界」にて “うたが生まれる心の小道”の展示空間を担当。
・Blog Wheres sibitt?: sibitt.exblog.jp
・Facebook: 志人/sibitt (降神, TriuneGods, TempleATS)
・TempleATS: templeats.net
・8 ∞: 88project.info
photo by Kosuke Mori