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Tattoo Stories in Gondar

(東京都写真美術館、第6回恵比寿映像祭インスタレーション映像)

9分/2014年/HD
撮影・編集・録音:川瀬 慈
撮影場所:ゴンダール エチオピア連邦民主共和国
撮影:2013年

作品の全内容公開

アムハラ人女性が十字架等をモチーフにした図柄を、顔や首、手などに施す伝統的な刺青をネクサートゥと呼ぶ。これは、エチオピア北部において最も多くの信者を擁し、人々の生活文化のなかで重要な位置を占めるキリスト教エチオピア正教会への信仰を示す。しかしながらネクサートゥは現在、衛生上の問題がある、時代遅れの悪しき慣習として地域社会のなかで位置づけられている。地元の当局により取り締まられるなか、これを施す者が急激に減少している。 対照的にゴンダールの街中にはモダンなタトゥーキットを駆使するタトゥーアーティストがあらわれた。彼らが施すタトゥーが若者たちの間で広まりつつある。タトゥーのモチーフはやはり、エチオピア正教会の神や十字架にちなむものが多い。しかしながら、これらのタトゥーを施す者をアウトローや犯罪者予備軍という範疇でとらえ、眉をひそめる大人がゴンダールに多いのも確かである。

review
http://www.yebizo.com/jp/forum/topics/sawayama/topics1.html
https://frieze.com/article/yebisu-international-festival-art-and-alternative-visions